施工実績

第16-41310-0209号　砂防（交付（再複））工事（えん堤)

平成30年度 県優良建設工事
【砂防（交付（再復））工事（えん堤）小戸屋沢筋】
土木部・砂防部門

近年多発する集中豪雨から、要配慮者利用施設である二本松市立旭小学校並びに旭体育館および国道459号を、土砂災害から守るための砂防えん堤工事。施工個所は小学校に隣接していることから、施工中の安全確保と、コンクリート打設および養生に最大限の配慮が求められた。
このような厳しい条件下の下、工事車両の通行は通学時間帯に行わなかったほか、通学路の草刈りや冬期間においては除雪や凍結防止剤散布など、児童の安全確保を図った。コンクリート打設ごとに「施工状況把握チェックリスト」を作成し、施工段階ごとに基本事項をチェックしたほか、「コンクリート打設管理表」を作成し打設・養生を独自に管理するなど、品質向上に努めた。
作業員の熱中症対策として、送風機や敷鉄板への散水など、現場全体の作業性工場に工夫の跡が見られる。現場代理人兼主任技術者は入社6年目の24歳で、良いものを作ろうと積極的な姿勢が顕著である。
以上のように、本工事の目的である砂防えん堤として、十分な施工完成度を確保しているとともに、工事全体の出来形や出来栄えについても優秀性が認められる。

コンクリート打設が主であることから工程管理および寒中・暑中時の品質管理に最大限の配慮を行い施工しました。安全面では重機の配置位置や機械性能を考慮した計画・施工を行い、無事故・無災害で完成することができました。これは、関係企業および監督員を始めとする県北建設事務所の皆さんのご指導のおかげと感謝しております。ありがとうございます。

所在地：二本松市百目木字小戸屋地内
竣工年：平成29年度
工事概要：H5m × L61.5m、V1051m³
協力企業：（有）ヤマキ工務店、（有）清和産業、安田林業（株）
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